





















Villageシリーズは、ヨルマ・ヴェノッラがデザインした村の建物のコレクターズアイテムです。1987年から1999年にかけて、毎年異なるモチーフで製造が行われました。モチーフは、空想上の建物と実在の建物が混在しているようですが、どの建物にも物語を感じさせるタイトルがつけられています。
こちらは1988年につくられた“Wooden house”です。モチーフは、初期のイッタラの工場長Gustaf Hultgrenの邸宅。木々に囲まれた、スウェーデン式の美しい木造家屋だったようです。ガラスの表面には樹木の影(或いは木漏れ日)がうまく表現されており、そよ風の吹くおだやかな村の日常が連想されます。
工場長のGustaf Hultgrenは、麦わら帽子をかぶり、ステッキをくるくる回しながらガラス工房の前を散歩する風変わりな人だったそう。
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メーカー:Iittala
シリーズ:Village
デザイナー:Jorma Vennola Ahlstrom
年代:1988年
サイズ:D5.4×W7.7×H7.3cm
コンディション:
側面の窓の部分に、製造時に生じた溝がございます。こちらの個体にサインはありません。目立つキズやカケもなく、とてもきれいな状態です。
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お取り扱いするヴィンテージ品は、北欧の家庭で使用されていたものが多く、写真に写りきらない小さなキズや使用感が残る場合がございます。また、当時の手仕事ならではの個体差や、製造時に発生した気泡、色味・厚みの違いが見られる場合があることをご了承ください。