19世紀にフィンランド、もしくはスウェーデンでつくられた、古いシャンパングラス。すらりとした細長い形状のグラスには、足元へ向かって控えめな模様が刻まれています。脚の小さな丸いふくらみには、宝石のような細かいカッティングが施されており、きらりと光をまとっています。これらの装飾は金型によって均等な模様をつけているわけではなく、グラスを吹いた後にひとつひとつ削って模様を描いています。そのため、よく見るとカッティングの線にはゆらぎがあり、手仕事の痕跡が残されています。
ガラスは完全な透明ではなく、当時の原料の砂に含まれていた不純物などの影響でほんのりと紫がかっています。自然さ・素朴さを残すガラスの表情と、凛と上品に佇む細長いフォルムが組み合わさることで、北欧らしい空気感を含んでいるように感じられます。
写真18:1882年のヌータヤルヴィ社の製品カタログより
写真19:1892年のイッタラ社の製品カタログより
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メーカー:
シリーズ:
デザイナー:
年代:1800-1900年
サイズ:φ5.3×H16.3cm
コンディション:
外側に所々、経年劣化によるかすれがございます。目立つキズやカケもなく、とても綺麗な状態です。
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お取り扱いするヴィンテージ品は、北欧の家庭で使用されていたものが多く、写真に写りきらない小さなキズや使用感が残る場合がございます。また、当時の手仕事ならではの個体差や、製造時に発生した気泡、色味・厚みの違いが見られる場合があることをご了承ください。