1920年代にKauklahti社でつくられた、ガラスのオーバルプレート/ボウルです。
カウラハティ社はイッタラの元工場長によって創業されたガラス工房で、1923年から1952年まで家庭用のプレスガラスを製造していました。1927年からはリーヒマキの子会社となっていたため、同じモデルがカウラハティ社とリーヒマキ社の両方で製造されています。(Kauklahtiの刻印があるものは1920年代の個体と推測されます)
星のようなカッティングとシンプルな凹凸による装飾は、20世紀前半のプレスガラスによくみられるもので、生産性と装飾性の両者に考慮されたデザインです。当時のイッタラ社やリーヒマキ社の製品とも近しい意匠をしていますが、ほのかに憂いを含んだ美しい色彩は唯一無二。失われた場所の記憶とかつての時間が、ガラスの中に刻まれています。
—
メーカー:Kauklahti
シリーズ:
デザイナー:
年代:1920年代
サイズ:W9.5×D20.0×H3.8cm
コンディション:
表面・底面に細かなかすれキズがございます。また、製造時に生じたガラスのシワ(写真21)がございます。その他、目立つキズやカケもなく、きれいな状態です。
———
お取り扱いするヴィンテージ品は、北欧の家庭で使用されていたものが多く、写真に写りきらない小さなキズや使用感が残る場合がございます。
また、当時の手仕事ならではの個体差や、製造時に発生した気泡、色味・厚みの違いが見られる場合があることをご了承ください。