リーヒマキ社でつくられた、Terttuシリーズのボウルです。こちらのシリーズは1910年の工場設立から1940年頃まで製造されており、1915年に発行されたカタログにも掲載されています。底面にはRiihimakiと社名のスタンプが残されています。
側面にはつぶつぶとしたグレープが、底面には光線のような美しいパターンがガラスの凹凸によって描かれています。製造時に生じた気泡やゆらぎは時の経過を感じさせ、このガラスが歩んできた100年を超える長い旅路への想像がふくらみます。
写真21: Riihimäen Lasi 1915年のカタログより
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メーカー:Riihimaki
シリーズ:Terttu
デザイナー:
年代:1910-1940年頃
サイズ:D8.4×W13.5×H5.5cm
コンディション:
以下の状態を考慮した価格となっております。
底面に小さなカケが2箇所ございます(置いた時にはほぼ目立たず、がたつきもありません)。古い時代のプレスガラスのため、製造に生じたシワや線、気泡がございます。その他、目立つキズやカケもなく、きれいな状態です。
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お取り扱いするヴィンテージ品は、北欧の家庭で使用されていたものが多く、写真に写りきらない小さなキズや使用感が残る場合がございます。
また、当時の手仕事ならではの個体差や、製造時に発生した気泡、色味・厚みの違いが見られる場合があることをご了承ください。